~ビジネス心理学~ ゴマすりの効果
お世辞や同調で好意を引き出す技をビジネス心理学では「取り入り」と言います。
むろんいくら取り入ったところで、仕事の実績が最悪では話になりません。
まず仕事をきちんとこなして業績を上げること。
それが上司への一番のアピールです。
また、上司に目をかけてもらえたとしても、同僚の反発を買ってしまったら、結局のところ社内での居心地は悪くなってしまいます。
上司への取り入りが失敗したあげく、同僚からは卑怯で信用できない「ゴマすり野郎」と見られてしまうこともありますので要注意。
また、上司にとっては、仕事のできない部下が取り入ってきてもただの迷惑でしかありません。
他の部下との人間関係も重要ですから、ひとりだけひいきしていると周囲から見られてしまうと、上司の評価が下がってしまうからです。
有能な部下との関係をないがしろにして、無能な部下のゴマすりに付き合っても、上司にとってはデメリットにしかなりません。
そして、上司の好みに合わせてさりげなくアピールするのが初級編だとすれば、さらに上司を喜ばせることができる上級編もあります。
たとえば、上司が練ったビジネスプランの先行きが不透明だった場合、上司のビジネスプランに沿ったアイディアと共に、上司とは異なる視点からの意見も提案していくのです。
上司と同じ視点のアイディアを提案して共感を得たうえで、さらに複数の提案をしたほうが、アイディアマンとして上司から重宝されるのです。
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できるビジネスマンだと、会社や世間に評価されたい。
本気で仕事に関わっていれば、誰もが心に抱く欲求でしょう。
ではいったいどうすれば、何が備われば認められるのでしょうか。
企画力でしょうか?それとも高度な事務能力でしょうか?
むろんそのような能力もあるにこしたことはないでしょう。
しかし一番重要なのは円滑な人間関係を築くことができる「コミュニケーション能力」と言えます。
過去や現在に、大きな実績を上げ世間に評価された人々が「ビジネス成功の秘訣は、良好な人間関係にある」と言いきっています。
しかしビジネスの現場では、自分の好みで気の合う相手だけを選ぶことは許されません。
当然、馬の合わない相手、苦手なタイプの人物とも笑顔で折り合わねばならないシーンが多数存在しますね。
ストレスを溜めずに器用に人間関係をこなす方法を日々、模索している人も多いことでしょう。
そんな時に役立つのが「ビジネス心理学」です。
ビジネスシーンにおける良好な人間関係の築き方や、行動の仕方について学んでみませんか?
思考の幅が広がるにつれ、きっと解決の糸口が見えてきますよ。
ビジネスに関連した人間関係の悩みと言えば、たいていその相手は「上司」「クライアント」「同僚」が多いものです。
ですので、起こりえるシチュエーションを先に想定しておき、前もって心構えをしておくのです。
そうすればいざその場面が来たとき、上手に対応することができます。
また相手の真意をさぐりあてることにも有効です。
本当は何を望んでいるのか?
自分がどう対応すれば満足するのか?、などなど。
知っているからと言っていきなり大出世するようなものではありませんが、知らないより知っていた方が断然お得で有利!
それが「ビジネス心理学」です。
出世の階段を上るためのステップアップに活かせることはもちろん、トラブル回避にも役立ちます。
みんなでビジネス心理を学んで、社会人としてスキルアップしていきましょう。
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