~ビジネス心理学~ ビジネス心理において基本的帰属錯誤
ピンチはチャンス!
失敗してしまったことをいつまでも悔やんでいても仕方ありません。
同じ過ちを繰り返さぬよう、そして仕組みを改善して更なる発展を目指せるよう、プラス思考で原因究明にあたりましょう。
ミスをしてしまった部下と接するときには、まず「誰にも失敗はある」ということを前提に話を始めることが大切です。
「失敗したらもう終わりだ」というような、もう後がないような言い方をしてはいけません。
かといって、「ミスしたことを忘れてしまおう」という楽観的な態度では進歩がありません。
失敗は失敗だと認めたうえで、このミスをバネにして今後の仕事の進め方を改善できるのだということをしっかり伝えましょう。
次にすべきことは、失敗の原因を追究すること。
ミスには、当人の努力や気遣い方によってカバーできる部分もかなりあるものです。
たとえば、大事な取引先の人と会う約束を忘れてしまったということなら、これからは何でも手帳に書く習慣を身に付けるようにすれば良いわけです。
こうやって問題の原因を見つけて状況を判断し、改善策を当人と一緒に考えていくのです。
「失敗はしたけれど、悪いところは直せばいい」というスタンスで接するのが前向きな考え方でしょう。
他人の失敗については、往々にして「元々の能力がないのだからミスをして当然だ」というように、問題が起きた状況の影響力を軽視して、その人の能力や性格といった人間性の根本的な部分に問題を求めがちです。
これをビジネス心理学において基本的帰属錯誤といいます。
「お前は無能だから小学校からやり直せ」というように、人間性を否定するような言い方は、相手に「落伍者である」「負け組みである」といった烙印を押してしまうことになりかねません。
失敗の状況をよく分析し、部下の性格以外で何が問題となったのかを見つけ出し、同じ失敗を繰り返さないようにすることです。
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できるビジネスマンだと、会社や世間に評価されたい。
本気で仕事に関わっていれば、誰もが心に抱く欲求でしょう。
ではいったいどうすれば、何が備われば認められるのでしょうか。
企画力でしょうか?それとも高度な事務能力でしょうか?
むろんそのような能力もあるにこしたことはないでしょう。
しかし一番重要なのは円滑な人間関係を築くことができる「コミュニケーション能力」と言えます。
過去や現在に、大きな実績を上げ世間に評価された人々が「ビジネス成功の秘訣は、良好な人間関係にある」と言いきっています。
しかしビジネスの現場では、自分の好みで気の合う相手だけを選ぶことは許されません。
当然、馬の合わない相手、苦手なタイプの人物とも笑顔で折り合わねばならないシーンが多数存在しますね。
ストレスを溜めずに器用に人間関係をこなす方法を日々、模索している人も多いことでしょう。
そんな時に役立つのが「ビジネス心理学」です。
ビジネスシーンにおける良好な人間関係の築き方や、行動の仕方について学んでみませんか?
思考の幅が広がるにつれ、きっと解決の糸口が見えてきますよ。
ビジネスに関連した人間関係の悩みと言えば、たいていその相手は「上司」「クライアント」「同僚」が多いものです。
ですので、起こりえるシチュエーションを先に想定しておき、前もって心構えをしておくのです。
そうすればいざその場面が来たとき、上手に対応することができます。
また相手の真意をさぐりあてることにも有効です。
本当は何を望んでいるのか?
自分がどう対応すれば満足するのか?、などなど。
知っているからと言っていきなり大出世するようなものではありませんが、知らないより知っていた方が断然お得で有利!
それが「ビジネス心理学」です。
出世の階段を上るためのステップアップに活かせることはもちろん、トラブル回避にも役立ちます。
みんなでビジネス心理を学んで、社会人としてスキルアップしていきましょう。
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