~ 黒食 ~ 黒食材を使用したレシピ
黒豆や黒ごま、黒米に含まれるポリフェノールとアントシアニンは、即効性があります。
食べるとすぐに効果が出てくるのです。
ただ、その効果は、数時間経つとなくなってしまうので、たまに食べるだけではなく、毎日の食事に取り入れるようにすることが大切なのです。
それでは、黒い食材を使った、簡単でおいしいレシピを2つ紹介します。料理のレパートリーに加えて、毎日黒い食材を食べられるようにしてくださいね。
まずは、「黒豆ご飯」のレシピです。まず、 黒豆60gを洗ったら、水気を拭き取ります。そして、フライパンで、黒豆の皮が割れるまで乾煎りします。次に、もち米3合を研いで、水を炊飯器の目盛りに合わせて入れ、炊飯器に黒豆を移します。そこへ、 塩小さじ1と砂糖大さじ1を加えて、炊飯器のスイッチを入れます。炊き上がったら、切るようにしてしゃもじで混ぜ、器に盛り付けたらできあがりです。
次は、「黒ごましるこ」です。鍋に、黒練りごま大さじ4、砂糖大さじ4、塩ひとつまみを入れて、弱火で煮ます。砂糖が全部溶けたら、少しずつ水400ccを加えて、よく混ぜ合わせます。火を止めて、あら熱が取れたら、タッパーなどに入れて、冷蔵庫で冷やしておきます。白玉粉に水を少しずつ加えて、耳たぶと同じくらいの柔らかさに練ります。それを、熱湯の中に静かに入れて、団子が浮き上がってきたら取り出します。団子が冷めたら、器に入れて、冷やしておいた黒ごましるこをかけたらできあがりです。
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近頃は食料品売り場で、黒い食品を多く見かけるようになりましたね。
素材の色自体が黒色である、黒米・黒ゴマ・黒豆や、自然食品の黒酢・黒蜜、そして黒色素材を使って作られているスイーツやカレーなど、いろいろな商品が並んでいます。
黒い食品がヒットした要因はなんでしょう?
まずは「黒色」というインパクトのある見た目が挙げられます。
それに加え、黒色食材は健康効果の高い栄養分が、たくさん含まれています。
例をあげるとポリフェノールの1種「アントシアニン」という色素です。
それが多く含まれているのは、黒豆、黒ゴマ、レーズン、プルーン、ブルーベリーなどです。
アントシアニンは、ドロドロになった血液をサラサラにする抗酸化作用があり、目に良い成分でもあるので注目を浴びています。
そしてレーズンやプルーンなどの黒色のドライフルーツには、腸の調子を整えてくれる食物繊維・ビタミン・ミネラルなどの優れた栄養素が豊富に含まれていて、ダイエットにも有効です。
黒酢は、普通の酢より醗酵の時間が長いので、ミネラル・アミノ酸・有機酸がたくさん含まれています。
脂肪燃焼を促進し、疲れにくい体にしてくれる作用が期待できます。
黒砂糖は、ビタミン・ミネラルが豊富です。
長寿で知られる沖縄でもたくさん食べられていますね。
最近はお土産品の流行にも「黒」ブームが影響しているようです。
例えば、黒色の「八ツ橋」や、黒い「もみじ饅頭」などがそうです。
「黒」は健康をイメージするので、いろいろな業界や企業で商品開発に「黒」を取り入れる動きがあるようです。
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