~ビジネス心理学~ ビジネス心理のハロー効果
「紹介する」と効果的・・・というのが、ビジネス心理学の教えです。
しかし忘れてはならないのは、紹介する人物が誰でもいいというわけではないということ。
どのような人物かによって効果は良くも悪くも影響を受けます。
誰に紹介してもらうか、が重要です。
紹介者のレベルによって自分の評価は高くもなり、低くもなるのです。
ベストな紹介者は、その部署で人望のある人物。
昔から「あばたもえくぼ」というように、好きな人なら客観的に見ると欠点だった部分もチャームポイントにみえてくるということがあります。
その部署で高く評価され人望もある人物の関係者というだけで、自分まで好意的に評価してもらえるのです。
心理学ではこのような心の動きを「ハロー効果」といいます。
おまけに、「こいつはいいやつだ」と紹介してもらえれば効果抜群です。
「あの人が言うのなら信用できる」と、その人物の人望が、新しい部署の人たちにお墨付きを与えてくれるのです。
しかし、このハロー効果は諸刃の剣でもあります。
その部署内で評価の低い人に紹介してもなったりすると、「この人の紹介ではあまり信用できないな」という印象を与えてしまい、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と同じで、「ダメな人の関係者ならきっと仕事のできないやつだ」と、最初からマイナスの評価を与えられてしまうのです。
また、その部署のトップや役職のある上司に紹介してもらうことは一見効果的に思えるかもしれません。
けれどその上司が部下から嫌われていたら大変です。
同僚から「上司側の人間だ」と思われてしまい、何もしないうちから同僚との間に壁ができてしまう恐れもあります。
スポンサード リンク
スポンサード リンク
できるビジネスマンだと、会社や世間に評価されたい。
本気で仕事に関わっていれば、誰もが心に抱く欲求でしょう。
ではいったいどうすれば、何が備われば認められるのでしょうか。
企画力でしょうか?それとも高度な事務能力でしょうか?
むろんそのような能力もあるにこしたことはないでしょう。
しかし一番重要なのは円滑な人間関係を築くことができる「コミュニケーション能力」と言えます。
過去や現在に、大きな実績を上げ世間に評価された人々が「ビジネス成功の秘訣は、良好な人間関係にある」と言いきっています。
しかしビジネスの現場では、自分の好みで気の合う相手だけを選ぶことは許されません。
当然、馬の合わない相手、苦手なタイプの人物とも笑顔で折り合わねばならないシーンが多数存在しますね。
ストレスを溜めずに器用に人間関係をこなす方法を日々、模索している人も多いことでしょう。
そんな時に役立つのが「ビジネス心理学」です。
ビジネスシーンにおける良好な人間関係の築き方や、行動の仕方について学んでみませんか?
思考の幅が広がるにつれ、きっと解決の糸口が見えてきますよ。
ビジネスに関連した人間関係の悩みと言えば、たいていその相手は「上司」「クライアント」「同僚」が多いものです。
ですので、起こりえるシチュエーションを先に想定しておき、前もって心構えをしておくのです。
そうすればいざその場面が来たとき、上手に対応することができます。
また相手の真意をさぐりあてることにも有効です。
本当は何を望んでいるのか?
自分がどう対応すれば満足するのか?、などなど。
知っているからと言っていきなり大出世するようなものではありませんが、知らないより知っていた方が断然お得で有利!
それが「ビジネス心理学」です。
出世の階段を上るためのステップアップに活かせることはもちろん、トラブル回避にも役立ちます。
みんなでビジネス心理を学んで、社会人としてスキルアップしていきましょう。
スポンサード リンク