~ビジネス心理学~ セルフマニピュレーション
プレゼンテーションで大事なことはなんでしょうか?
もちろん内容は肝心です。
それ以外に大事なもの・・・・。
それは「自信」です。
自信ある態度がプレゼン内容を支えるといわれており、プレゼンテーションをする際に重要なのは、プレゼンをする側が自信を持っているという印象をクライアントに与えることです。
緊張して早口でまくし立てる、小声で聞こえない、声が震えるといった様子を見せてしまうと、相手に「びびっているな」と思われてしまいます。
あるいは、顔を触る、髪をいじる、指を組むなど、自分の体を触る行為は、落ち着かなさのサインです。
これをビジネス心理学ではセルフ・マニピュレーションといいます。
相手に落ち着きがないという印象を与えてしまうと、「自信がないんだ」「何かやましいことでもあるんじゃないか」と見られてしまう恐れがあります。
セルフ・マニピュレーションは無意識のうちに行っていることが多いので、要注意です。
話す内容が同じであっても、口調や、スピードの違いで、相手に与える印象はまったく違ってきます。
一番良い印象を与えるのは、相手の顔を見ながら落ち着いて話すことです。
また、高い声よりも低い声のほうが落ち着いて聞こえます。
こういった話し方は、練習したり、場数を踏んでいくことで克服できるものです。
人前でのスピーチが苦手な人は、同僚の前でプレゼンの練習をして、注意点を指摘してもらったり、鏡に向かって印象の良い表情の作り方などを研究してみましょう。
人間の表情は感情によって変化します。
顔面の筋肉がどういう状態にあるのかが脳に伝わるのです。
つまり、笑顔になったことで、脳は楽しい、面白いという感情の指示を出すのです。
これを顔面フィードバック現象といいます。
無理にジョークをいって笑わせようとしなくても、笑顔になるだけで自分の気持ちもポジティブになり、相手にも好印象を与えることができるのです。
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できるビジネスマンだと、会社や世間に評価されたい。
本気で仕事に関わっていれば、誰もが心に抱く欲求でしょう。
ではいったいどうすれば、何が備われば認められるのでしょうか。
企画力でしょうか?それとも高度な事務能力でしょうか?
むろんそのような能力もあるにこしたことはないでしょう。
しかし一番重要なのは円滑な人間関係を築くことができる「コミュニケーション能力」と言えます。
過去や現在に、大きな実績を上げ世間に評価された人々が「ビジネス成功の秘訣は、良好な人間関係にある」と言いきっています。
しかしビジネスの現場では、自分の好みで気の合う相手だけを選ぶことは許されません。
当然、馬の合わない相手、苦手なタイプの人物とも笑顔で折り合わねばならないシーンが多数存在しますね。
ストレスを溜めずに器用に人間関係をこなす方法を日々、模索している人も多いことでしょう。
そんな時に役立つのが「ビジネス心理学」です。
ビジネスシーンにおける良好な人間関係の築き方や、行動の仕方について学んでみませんか?
思考の幅が広がるにつれ、きっと解決の糸口が見えてきますよ。
ビジネスに関連した人間関係の悩みと言えば、たいていその相手は「上司」「クライアント」「同僚」が多いものです。
ですので、起こりえるシチュエーションを先に想定しておき、前もって心構えをしておくのです。
そうすればいざその場面が来たとき、上手に対応することができます。
また相手の真意をさぐりあてることにも有効です。
本当は何を望んでいるのか?
自分がどう対応すれば満足するのか?、などなど。
知っているからと言っていきなり大出世するようなものではありませんが、知らないより知っていた方が断然お得で有利!
それが「ビジネス心理学」です。
出世の階段を上るためのステップアップに活かせることはもちろん、トラブル回避にも役立ちます。
みんなでビジネス心理を学んで、社会人としてスキルアップしていきましょう。
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