~ 黒食 ~ 黒いお土産品
最近の「黒食ブーム」は、有名なお土産品にも影響を与えています。
ここではそのうちの一つである広島宮島名物の「もみじ饅頭」と、京都名物の「八ッ橋」を紹介します。
昭和7年創業のやまだ屋本店では、もみじ饅頭を手焼きで作っています。また、もみじ饅頭は、こしあんをはじめ、チョコ、チーズクリーム、抹茶もみじ、みかんなど、たくさんの種類があります。その中で、注目なのが「黒もみじ」です。「黒もみじ」は、国内産の孟宗竹を高温で焼成をさせた竹炭の粉末を生地に練り込んだ、ミネラルたっぷりのもみじ饅頭です。黒もみじ8個入りは880円で、12個入りは1,320円です。
本家西尾八ッ橋は、創業1689年の老舗です。生八ッ橋は、にっき、抹茶、栗、ブルーベリー、もも、塩、ラムネ・・・など、変わった種類がたくさんそろっています。その中で、注目を集めているのが、真っ黒の「黒ごま八ッ橋」と「あんなま黒ごま」です。「黒ごま八ッ橋」は、香ばしい黒ごまをたっぷり使用して、パリパリに焼き上げています。価格は、63枚入りで1,050円です。「あんなま黒ごま」は、黒ごまの香りがほのかに漂う生八ツ橋で、5個入りで250円です。
また、本家西尾八ッ橋では、純米を使用した「純米シフォンケーキ」も販売していますが、2008年1月に黒い純米シフォンケーキが発売されました。その黒さの秘密は、「黒ごま」です。そのため、この純米シフォンケーキは、黒ごまの香ばしい風味があふれています。純米シフォンケーキ黒ごま(小)は850円で、(大)は1,500円です。
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近頃は食料品売り場で、黒い食品を多く見かけるようになりましたね。
素材の色自体が黒色である、黒米・黒ゴマ・黒豆や、自然食品の黒酢・黒蜜、そして黒色素材を使って作られているスイーツやカレーなど、いろいろな商品が並んでいます。
黒い食品がヒットした要因はなんでしょう?
まずは「黒色」というインパクトのある見た目が挙げられます。
それに加え、黒色食材は健康効果の高い栄養分が、たくさん含まれています。
例をあげるとポリフェノールの1種「アントシアニン」という色素です。
それが多く含まれているのは、黒豆、黒ゴマ、レーズン、プルーン、ブルーベリーなどです。
アントシアニンは、ドロドロになった血液をサラサラにする抗酸化作用があり、目に良い成分でもあるので注目を浴びています。
そしてレーズンやプルーンなどの黒色のドライフルーツには、腸の調子を整えてくれる食物繊維・ビタミン・ミネラルなどの優れた栄養素が豊富に含まれていて、ダイエットにも有効です。
黒酢は、普通の酢より醗酵の時間が長いので、ミネラル・アミノ酸・有機酸がたくさん含まれています。
脂肪燃焼を促進し、疲れにくい体にしてくれる作用が期待できます。
黒砂糖は、ビタミン・ミネラルが豊富です。
長寿で知られる沖縄でもたくさん食べられていますね。
最近はお土産品の流行にも「黒」ブームが影響しているようです。
例えば、黒色の「八ツ橋」や、黒い「もみじ饅頭」などがそうです。
「黒」は健康をイメージするので、いろいろな業界や企業で商品開発に「黒」を取り入れる動きがあるようです。
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