~ 黒食 ~ 黒い調味料
黒い食材が人気を集めていますね。
さまざまな調味料にも、「黒」が取り入れられています。
男鹿工房の「黒い塩」は、男鹿半島の海水から取れた天然塩を孟宗竹に詰め、竹炭焼釜によってじっくりと高温で焼いたものです。天然塩に、竹独特の旨み成分が溶け込み、普通の白い塩よりもまろやかで、口溶けの良い上品な味です。また、「むらおこし特産品コンテスト」において、「経済産業大臣賞」を受賞しています。
黒い塩は、肉、魚、野菜の焼き物や煮物の味付けなど、どんな料理にも利用できます。また、その真っ黒な色を利用して、刺身や天ぷらなどに付けたり、お寿司に振ったりすると、見た目がとても鮮やかになります。
ミツカン「黒糖入りほんてりみりんタイプ」は、みりんタイプに黒砂糖を加えています。「黒糖入りほんてりみりんタイプ」1本に、黒砂糖が約24g入っています。煮物や照り焼きなど、いつもの料理に加えれば、深いコクと甘さが増し、とってもおいしく仕上げることができます。
原了郭「黒七味」は、厳選された7種類の材料(唐辛子、山椒粉、黒ごま、白ごま、麻の実、けしの実、青のり)をブレンドしています。これらの素材を炒った後、手で優しくもみ込むことによって、独特の香りを引き出します。
原了郭では、歴代の当主が、秘伝となっている製法を一子相伝によって受け継いでおり、手間ひまかけて工程の全てを製造しています。
椒房庵の「黒胡麻マヨネーズタイプ」は、質の良い国産黒練りごまを、製造段階で加えて、味加減や油分を微調整して、豊かな風味に仕上げています。健康に気を使っている方や、年配の方にも、きっと喜んでもらえるマヨネーズです。椒房庵は、明太子と自然素材を使用した調味料などを販売しています。
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近頃は食料品売り場で、黒い食品を多く見かけるようになりましたね。
素材の色自体が黒色である、黒米・黒ゴマ・黒豆や、自然食品の黒酢・黒蜜、そして黒色素材を使って作られているスイーツやカレーなど、いろいろな商品が並んでいます。
黒い食品がヒットした要因はなんでしょう?
まずは「黒色」というインパクトのある見た目が挙げられます。
それに加え、黒色食材は健康効果の高い栄養分が、たくさん含まれています。
例をあげるとポリフェノールの1種「アントシアニン」という色素です。
それが多く含まれているのは、黒豆、黒ゴマ、レーズン、プルーン、ブルーベリーなどです。
アントシアニンは、ドロドロになった血液をサラサラにする抗酸化作用があり、目に良い成分でもあるので注目を浴びています。
そしてレーズンやプルーンなどの黒色のドライフルーツには、腸の調子を整えてくれる食物繊維・ビタミン・ミネラルなどの優れた栄養素が豊富に含まれていて、ダイエットにも有効です。
黒酢は、普通の酢より醗酵の時間が長いので、ミネラル・アミノ酸・有機酸がたくさん含まれています。
脂肪燃焼を促進し、疲れにくい体にしてくれる作用が期待できます。
黒砂糖は、ビタミン・ミネラルが豊富です。
長寿で知られる沖縄でもたくさん食べられていますね。
最近はお土産品の流行にも「黒」ブームが影響しているようです。
例えば、黒色の「八ツ橋」や、黒い「もみじ饅頭」などがそうです。
「黒」は健康をイメージするので、いろいろな業界や企業で商品開発に「黒」を取り入れる動きがあるようです。
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