~ビジネス心理学~ 相づちの心理学
話がはずまず、沈黙になってしまったら・・・気まずいですよね。
一旦そのような状態になってしまうと口火を切るのは勇気がいるものです。
話が継続している場合と違い、下手するとその場に更なる緊張感をもたらす危険があり、みんなそのことを暗黙の了解で知っているからでしょう。
そんため、次の話題が即座に思いつかなくても、「そうだよね」「ええと」「あれだよね」などと、適当な言葉でその場をつないでおくと、次の会話に移行しやすくなります。
実際何も考えていなかったとしても、こういった言葉を発することで、何か考えているという印象を周囲にも与えるものです。
たいていの場合、相手の話の合間には、相づちを打ちます。
けれど、相づちを打っているからといって、話の内容を理解しているとは限りません。
たとえば本当に理解していないときは、相づちを打ってもあまり声は出さないものです。
声を出したとしても、「はあ」「そうなんですか」「ああそれは大変でしたね」などと、どうとでも取れるような合いの手としての言葉しか発しません。
相手の反応がつかみきれず、本当に理解しているのか不安なときには、会話の間に質問を挟むことで、相手の理解を確かめていくといいでしょう。
ビジネス心理学的に「いいと思いますか?」など、「はい」か「いいえ」で答えられる質問をクローズド・クエスチョン、「では、あなたはどう思いますか?」と、相手が自由な形で話せる質問をオープン・クエスチョンといいます。
そしてオープン・クエスチョンのほうが相手の気持ちを引き出しやすいのです。
質問を投げかけられたら、少なくともその人も自分が理解した範囲で答えなくてはなりません。
その答え方や内容から、相手の真意を探りましょう。
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できるビジネスマンだと、会社や世間に評価されたい。
本気で仕事に関わっていれば、誰もが心に抱く欲求でしょう。
ではいったいどうすれば、何が備われば認められるのでしょうか。
企画力でしょうか?それとも高度な事務能力でしょうか?
むろんそのような能力もあるにこしたことはないでしょう。
しかし一番重要なのは円滑な人間関係を築くことができる「コミュニケーション能力」と言えます。
過去や現在に、大きな実績を上げ世間に評価された人々が「ビジネス成功の秘訣は、良好な人間関係にある」と言いきっています。
しかしビジネスの現場では、自分の好みで気の合う相手だけを選ぶことは許されません。
当然、馬の合わない相手、苦手なタイプの人物とも笑顔で折り合わねばならないシーンが多数存在しますね。
ストレスを溜めずに器用に人間関係をこなす方法を日々、模索している人も多いことでしょう。
そんな時に役立つのが「ビジネス心理学」です。
ビジネスシーンにおける良好な人間関係の築き方や、行動の仕方について学んでみませんか?
思考の幅が広がるにつれ、きっと解決の糸口が見えてきますよ。
ビジネスに関連した人間関係の悩みと言えば、たいていその相手は「上司」「クライアント」「同僚」が多いものです。
ですので、起こりえるシチュエーションを先に想定しておき、前もって心構えをしておくのです。
そうすればいざその場面が来たとき、上手に対応することができます。
また相手の真意をさぐりあてることにも有効です。
本当は何を望んでいるのか?
自分がどう対応すれば満足するのか?、などなど。
知っているからと言っていきなり大出世するようなものではありませんが、知らないより知っていた方が断然お得で有利!
それが「ビジネス心理学」です。
出世の階段を上るためのステップアップに活かせることはもちろん、トラブル回避にも役立ちます。
みんなでビジネス心理を学んで、社会人としてスキルアップしていきましょう。
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