~ 黒食 ~ 「黒南蛮酢」のレシピ
黒い食材を豊富に使った、おいしくて体に良い「黒南蛮酢」を作って常備しておきましょう。
この万能調味料を、炒め物や焼き物などにさっと入れれば、簡単に絶品南蛮風に変身しますよ。
それでは、黒南蛮酢を使った、鶏肉の南蛮風(1人分)の作り方を紹介します。
1、黒南蛮酢の材料(黒酢20ml、しょうゆ20ml、黒砂糖大さじ1.5、黒すりごま大さじ3、玉ねぎのみじん切り大さじ2、しょうがのみじん切り小さじ1)を混ぜ合わせておきます。
2、アスパラ適量は、固い部分を切り落とし、火が通りやすい大きさの斜め切りにします。
3、鶏胸肉1枚を幅1cmのそぎ切りにして、包丁の背で叩いて繊維を断ち、塩・こしょう少々をしておきます。
4、3の鶏肉に片栗粉を薄くまぶし、油を温めたフライパンで焼きます。アスパラも途中で一緒に炒めます。
5、火が通ったら、フライパンの余分な油をふき取って、1の黒南蛮酢タレを流し入れ、鶏肉とアスパラに軽く煮からめます。そして、器に盛り付ければ、できあがりです。
今回は、鶏胸肉を使いましたが、メインとなる食材は、タラなどの白身魚のように、淡白なものでならば何でも、黒南蛮酢とよく合います。また、アスパラ以外にもインゲンやピーマンなどでもOKです。
コクのある甘酸っぱい黒南蛮酢タレと、柔らかくさっぱりとした鶏肉との相性がとても良く、とってもおいしいですよ。黒砂糖の甘味がきいているので、お子さんにも喜ばれるメニューです。
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近頃は食料品売り場で、黒い食品を多く見かけるようになりましたね。
素材の色自体が黒色である、黒米・黒ゴマ・黒豆や、自然食品の黒酢・黒蜜、そして黒色素材を使って作られているスイーツやカレーなど、いろいろな商品が並んでいます。
黒い食品がヒットした要因はなんでしょう?
まずは「黒色」というインパクトのある見た目が挙げられます。
それに加え、黒色食材は健康効果の高い栄養分が、たくさん含まれています。
例をあげるとポリフェノールの1種「アントシアニン」という色素です。
それが多く含まれているのは、黒豆、黒ゴマ、レーズン、プルーン、ブルーベリーなどです。
アントシアニンは、ドロドロになった血液をサラサラにする抗酸化作用があり、目に良い成分でもあるので注目を浴びています。
そしてレーズンやプルーンなどの黒色のドライフルーツには、腸の調子を整えてくれる食物繊維・ビタミン・ミネラルなどの優れた栄養素が豊富に含まれていて、ダイエットにも有効です。
黒酢は、普通の酢より醗酵の時間が長いので、ミネラル・アミノ酸・有機酸がたくさん含まれています。
脂肪燃焼を促進し、疲れにくい体にしてくれる作用が期待できます。
黒砂糖は、ビタミン・ミネラルが豊富です。
長寿で知られる沖縄でもたくさん食べられていますね。
最近はお土産品の流行にも「黒」ブームが影響しているようです。
例えば、黒色の「八ツ橋」や、黒い「もみじ饅頭」などがそうです。
「黒」は健康をイメージするので、いろいろな業界や企業で商品開発に「黒」を取り入れる動きがあるようです。
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