~ビジネス心理学~ リーダーシップスタイル
一言でリーダーシップと言っても、そのスタイルは大きく分けて3通りあります。
1・作業方針、手順、分担などの一切をリーダーが決定し、活動中にメンバーに指示を出していく「専制型リーダー」。
2・メンバーの討議によって活動を決定し、メンバーを激励してともに作業を行っていく「民主型リーダー」。
3・決定事項はメンバーの自由に任せ、最小限しか集団に関与しない「放任型リーダー」です。
この三つのリーダーシップ・スタイルの違いは、集団の雰囲気や生産性に大きな影響を及ぼします。
専制型リーダーの下では、メンバー間に敵対的行動や自己中心的な行動が見られ、絶対的な力を持つリーダーへの依存度が強くなりました。
民主型リーダーの下では、メンバー同士が互いに褒め合ったりふざけ合ったりと集団内の人間関係は良好で、集団意識も強いものでした。
放任型リーダーの下だと、メンバーは仕事をするよりも遊んだりサボったりする時間が他に比べて長くなりました。
生産性が一番高かったのは専制型リーダーの下のメンバーです。
民主型リーダーの集団の作業量は、専制型リーダーの集団よりもやや低い結果が出ましたが、リーダーがいないときでもそれぞれ自主的に作業に取り組んでいました。
放任型リーダーの集団は、作業の質も量も共に他の2タイプよりも劣っており、リーダーがいない時の方がかえって作業量が上がるようにさえ見えたのです。
3通りのリーダーシップ・スタイルのうち、集団の生産量・人間関係共に良い結果が出たのは民主型のリーダーシップが確立されたときが一番良いということです。
リーダーには各々の部下に目を行き届かせて、それぞれの個性をどうしたら最大限引き出せるかを見極める力が必要となってくるのです。
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できるビジネスマンだと、会社や世間に評価されたい。
本気で仕事に関わっていれば、誰もが心に抱く欲求でしょう。
ではいったいどうすれば、何が備われば認められるのでしょうか。
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むろんそのような能力もあるにこしたことはないでしょう。
しかし一番重要なのは円滑な人間関係を築くことができる「コミュニケーション能力」と言えます。
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当然、馬の合わない相手、苦手なタイプの人物とも笑顔で折り合わねばならないシーンが多数存在しますね。
ストレスを溜めずに器用に人間関係をこなす方法を日々、模索している人も多いことでしょう。
そんな時に役立つのが「ビジネス心理学」です。
ビジネスシーンにおける良好な人間関係の築き方や、行動の仕方について学んでみませんか?
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