~ 黒食 ~ 「黒穀粉」とは?
「黒穀粉」は、黒色の穀物5種類を、バランス良くブレンドしており、とっても体に優しい健康食品です(まるも株式会社)。
「黒米」は、かつて中国で珍貴な米として歴代の皇帝が食べてきた出世米です。また、体を元気にしてくれたり、頭の働きを活発にしてくれたりすると言われています。「黒豆」は、“畑の肉”と呼ばれるほど、栄養を豊富に含んでおり、体内の不要物を排出してくれる働きがあります。「黒ゴマ」は、日本では、古くから禅寺で毎日食べられており、それによって、僧が長生きできると言われてきました。「黒マツノミ」は、古くから、体を元気でたくましくする食材とされています。「黒カリン」は、体を温めてくれる作用があり、風邪の予防にも効果的です。その他にも、山芋、甜菊糖、クコの実など、伝統的な健康食材が配合されており、 食べやすいように工夫されています。
それでは、「黒穀粉」をおいしく食べる簡単レシピを紹介します。
「黒穀粉スープ」の作り方は、黒穀粉1袋に、お湯や温かい牛乳、または豆乳約90ccに溶くだけです。
「黒穀粉ホットケーキ」は、豆乳25ccに、黒穀粉1袋とホットケーキミックス50g、お好みによって砂糖を加えて、よくかき混ぜます。そして、温めたオーブンで約10分焼き上げればできあがりです。香ばしい風味が口の中に広がり、とってもおいしいおやつになります。また、栄養満点なので、ダイエット食としても最適です。
「黒穀粉寒天ゼリー」は、水400ccと粉寒天小さじ1杯を鍋に入れて、かき混ぜながら火にかけます。沸騰したら、鍋に黒穀粉4袋を加えて、さらに混ぜ合わせます。器に流し入れて、冷蔵庫で冷やせば完成です。黒砂糖をかければ、よりおいしくいただけます。
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近頃は食料品売り場で、黒い食品を多く見かけるようになりましたね。
素材の色自体が黒色である、黒米・黒ゴマ・黒豆や、自然食品の黒酢・黒蜜、そして黒色素材を使って作られているスイーツやカレーなど、いろいろな商品が並んでいます。
黒い食品がヒットした要因はなんでしょう?
まずは「黒色」というインパクトのある見た目が挙げられます。
それに加え、黒色食材は健康効果の高い栄養分が、たくさん含まれています。
例をあげるとポリフェノールの1種「アントシアニン」という色素です。
それが多く含まれているのは、黒豆、黒ゴマ、レーズン、プルーン、ブルーベリーなどです。
アントシアニンは、ドロドロになった血液をサラサラにする抗酸化作用があり、目に良い成分でもあるので注目を浴びています。
そしてレーズンやプルーンなどの黒色のドライフルーツには、腸の調子を整えてくれる食物繊維・ビタミン・ミネラルなどの優れた栄養素が豊富に含まれていて、ダイエットにも有効です。
黒酢は、普通の酢より醗酵の時間が長いので、ミネラル・アミノ酸・有機酸がたくさん含まれています。
脂肪燃焼を促進し、疲れにくい体にしてくれる作用が期待できます。
黒砂糖は、ビタミン・ミネラルが豊富です。
長寿で知られる沖縄でもたくさん食べられていますね。
最近はお土産品の流行にも「黒」ブームが影響しているようです。
例えば、黒色の「八ツ橋」や、黒い「もみじ饅頭」などがそうです。
「黒」は健康をイメージするので、いろいろな業界や企業で商品開発に「黒」を取り入れる動きがあるようです。
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